特許を取得しました。
この度、インターネット衛星を利用した測位に関する特許を取得いたしました。
この発明はGNSS衛星を利用した測位のさまざまな課題を解決する仕組みとなっています。
GNSS測位の課題
・測位に使用できる衛星が少ない。
・ビルの谷間などのマルチパスの影響を受ける場所では測位が不安定になる。
・偽装電波による位置偽装が容易である。
インターネット衛星を測位に利用することで衛星数の問題をカバーします。
2023年1月時点の衛星数は2153機が機能しています。
また、上空に存在するインターネット衛星の中から安定した信号を解析に使用することでマルチパスの影響を軽減します。
[画像:Live Starlink Satelite Map]
測位信号を暗号化します。
一般的なGNSS測位では受信した信号が偽装電波であるかどうかを判定していません。
本発明では位置のなりすましを防ぐ為に測位信号に暗号化をかけインターネット通信に使用される信号として送信する仕組みとなっております。